螺鈿迷宮/海堂尊
医療のタブーを観たくも無いのに観てしまった感じ。
終末医療の影をこれでもかと書ききって、それを読んだら「安楽死って患者が望んでいるなら別に…」とか簡単に言えない。
しかし現在の医療ってどこもお金が回って無さそうで、なんだかお先が真っ暗ですね。
肝心の物語は終始敵方優勢というか、しおらしい白鳥も良いかもと思った。
最後の描き方は森博嗣「すべてがFになる」の方がスタイリッシュでドクドクしたけど、今後に期待ですかね。
イマイチ生存者の凄みとか感じるモノがなかったので。
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