のぼうの城/和田竜

新感覚の歴史小説
作中に現代の地域の描写が割り込んでいて、純粋に歴史小説を楽しみたい人にとってはノイズでしかないが、NHK大河ドラマ風(最近見ていないのでわからないが、本編終了後5分くらい地域や歴史紹介してたような…)にしたて比較的読みやすいようにしている。
私的には歴史小説を特に好んで読んでいるわけではないので、著者の個性と割り切ったので気にはならなかった。
このスタイルはフォロァーが付きそうが、それによりまだ描かれていない史料が発掘されるなら結構なことだと思う。今までの歴史小説って本流ばかりだったし…。

近い未来を予言すると次回作の「信長の野望」では、成田長親の魅力パラメータが100に振られるね。

のぼうの城

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